不動産就活

21卒 デべ内定者インタビュー その9

21卒 デべ内定者インタビュー その9

海外居住の経験もあるATさん
金融、メーカーなどから内定受けるも最終的にデベロッパーに内定決定
日本のプレゼンス向上という崇高な夢をお持ちで、芯のしっかりとした受け答えができる女学生の方でした

※インタビュー対象者の個人情報と内定先は、個人及び会社の特定を避けるため、敢えて伏せております。

インタビュー対象者

仮名 ATさん
大学 東京都内 私立 文系
内定先 大手デベロッパー
卒業予定 2021年3月予定

就活スケジュール

インタービュー内容

Q 就活のスタート時期(意識を始めた時期)はいつ頃ですか?

大学2年の3月に始めました。
商社、金融、海運、メーカーなど幅広い業界を見ていました。
デベロッパーを受けることを考え始めたのは就活解禁直前の2月末と直前でした。

Q 就活に当たって意識したことは何ですか?

2つあります。
1つ目は、画一化されやすい就職活動において、いかに私の強みや他の人にない体験をアピールするか意識することです。大勢いる学生の中で面接官に少しでも覚えてもらえるように自己分析を通して自身の強みや学チカの独自性を分析しました。
2つ目は、「自然体」で臨むことです。
私は4月頃ある銀行の最終面接で前半がちがちに緊張していたのですが、後半から吹っ切れて親せきのおじさんと話すように楽しく笑顔で話したことがあります。最後のフィードバックで、「君、前半と後半で全く人柄違うけど、どうしたの?!後半では明るい人柄が伝わってきて一緒に働きたいと思った。」と言われたことがあって、それをきっかけに自然体で面接に臨むようにしたところ、その後の面接では良い評価を頂けることが非常に多くなりました。

Q どんな業界を中心に受けましたか?

「日本のプレゼンス向上に貢献したい」という軸のもと、デベロッパー、商社を中心に受けていました。
デベロッパーに関してはデベロッパー志望の友人の話を聞いている中で仕事内容に興味を持ったため、2月末に受けることを決定しました。当時OB訪問人数はほぼ0でした・・・・汗
幅広く業界を見ていたので、他では金融業界(損保・銀行)、海運、メーカーも受けていました。

Q 就活で一番苦労したことは何ですか?

一番苦労したことは「負の流れからの脱却」です。
というのも、私は5月ごろ最終面接で3つ連続で落ちてしまい、食事ものどを通らない時期がありました。
どうやってこの負の流れを変えるか考えた際、私は自身が最終面接を通ることでしか脱却できないと考えました。
そこで、今まで3つの最終面接で落ちた原因を推測し、友人との毎日の面接練習を通して改善しました。
結果的には5月に銀行に内々定を頂き、それをきっかけに良い流れに変えることに成功しました。

Q 事前にやっておいて良かった事、逆にやっていないで後悔したことはありますか?

【やっておいてよかったこと】
・SPI 本屋さんでよく見る青い本を1月から5周行いました。テストセンターには計20回以上通ったと思います。結果的にはデベロッパー、商社、海運などボーダーが高い会社も全てSPIを通過することができました。私は高校時代を海外で暮らし、日本の数学をほとんど知らなかったため、確率の問題から独学で学んでいきました。

・友人との面接練習 コロナウイルスで自粛していたこともあり、他大に通う地元の友人や商社のインターンで出会った友人と4月から6月までほぼ毎日zoomで面接練習しました。その時間で面接に関する情報交換も行っていました。これがなければ現在の内定もなかったと思います。

・学校外のつながりを深く持つ
学科の友人達とは見ている業界が同じで、就職活動をきっかけにぎすぎすしてしまうのが嫌だったので、インターンで仲良くなった人、地元の他大の友人とよく就活関連の連絡を取り合っていました。就活は情報戦なので、面接で何を聞かれたかなどはいつも共有していました。

【後悔したこと】
・OB訪問 商社、メーカー、海運など他業界は25人近くしたものの、デベロッパーは見始めたのが2月末だったため、6人程しかできませんでした。これから働く会社の社風や人を知ることは大学のサークル選び以上に重要だと感じました。

・やりたいことを明確にしなかったこと
最終面接に3つ連続で落ちた際に原因を考えたところ、「自分がその会社でやりたいことが抽象的だった」ことがわかりました。ですので、より早い場面でこれを気付いてキャリアビジョンを詰めることの重要性を学びました。

Q 内定を獲得できた成功要因は何だったと思いますか?

簡潔に申し上げると努力と運だと思います。

努力に関しては私は大学2年の3月からイベントへの参加を通して就職活動を始めたので、「就活」というものと比較的長く向き合い努力してきたと思います。早く始めていたこともあり、夏休みはインターンに5社参加でき、そのうち3社から早期で内々定を頂くことができました。また、面接、SPIなどは満足するまで努力を重ねました。内定を取得できた最大の要因です。

運に関しては端的に申し上げると「面接官との相性」です。いくら自分が練習を重ねて面接に挑んだところで、結果を決めるのは面接官です。はっきり言って人の相性もあるので合わない面接官に当たることもあります。反対に自分の自然体で認めてくれる会社も多々あります。もし面接官と合わなかった場合、その会社と合わないということを面接官が教えてくれたと思って、ポジティブに吹っ切れましょう!現在の内定先は1次から最終面接まで一貫して、自身が自然体でいれるような話を引き出してくださる方ばかりでした。

Q 逆に、就活の失敗談があればお聞かせください。

ある会社でただの面談だと思っていたら、面接だったことがあります。
面談、面接練習会など紛らわしい名前のものが多いですが、全て【選考】です(笑)
そこで良い評価をもらえれば早期ルートに乗ることもできるので、一つ一つ緊張感をもって準備を頑張ってください!

Q 最後に、これから就活を始める学生さんにエールをお願いします!

就職活動に正解はありません。
自己分析ややりたいことを自分の中で見つけ出し、自分に合った会社に行くことがゴールだと思います。
選考に落ちて自分自身を否定された気分になることもあるかもしれませんが、こちらも会社選ぶ側であることを忘れないでください!努力すればどこかで必ず成果が出ます。
満足のいく就職活動ができるよう全力で応援しています!

参考にした情報

就職活動全般で参考にしたサイト

ワンキャリア
各会社の「合格の秘訣」の欄を面接前に見ることで強み、弱みなどを把握していました。
Unistyle
ESを書く際に合格者のESを参考にしていました。
外資就活
イベントへの参加、他学生の選考状況について参考にしていました。
ビズリーチキャンパス
OBOG訪問をここから主に行っていました。
Matcher
食品、デベロッパーなどのOBOG訪問をここで行っていました。

役に立った企業研究の書籍等

絶対内定
この1冊で自己分析を全て行いました。
苦しかった時の話をしようか
元P&Gで、USJの再建に成功させた森岡毅さんが社会に出る娘に対して書いた本で就職活動中の学生向きだと思いました。特に、周囲に対して「自分自身をマーケティング」するという言葉は新鮮でした。
就職四季報
1社ごとにエクセルのフォームで企業研究シートを作っていたのですが、四季報を使うことでスピーディに企業研究できました。
日経テレコン(webサイト)
各大学の図書館サイトからアクセスし、無料で日経新聞が読めます。
面接ではここから最新の会社のニュースをチェックし、逆質問などの際に言うと良い反応を頂けることが多かったです。
各社の分厚いパンフレット
企業サイトより形としてあるので読みやすく、好きでした。

実際に参加したイベント

外資就活 各業界の内定者イベント
最近まで選考を受けていた内定者の生のtipsを聞くことができます。
合同説明会
1-2回程度でいいと思います。OB訪問やインターンの方が企業についてよく知れると思いました。

参考になったTwitterアカウント

アルフ
デベロッパー・飲料業界の志望動機や自己紹介の仕方など就活全体について勉強になりました。
平崎雄也@不動産デベロッパー
DMを通してデベロッパーの志望動機を添削していただき、非常に助かりました!
ただの元人事@裏垢
Twittter上で行われるライブを参考にし特に金融業界の志望理由や活躍理由は完成させました。
低スぺの就活強者
低スぺさんのSPIに関するnoteを購入し、プリントアウトして暗記したところ、SPIの言語の手ごたえがまるっきり変わりました。
Fラン卒サラリーマン
学チカの深堀り質問集を参考に想定問答集を作りました。

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